74式!

ワッハマンをついに読みまいた。


昔見かけたときは「笑うガイコツ男(まんま黄金バット!)が荒唐無稽にあばれまわるギャグマンガ」とゆー認識でしかなく、そんなんクサレ掲載紙でやっとれと思ってたんですが。・・・ボクが悪かった。確かに第一話は凡百のギャグマンガで面白くもなんともないんですが、巻が進むにつれどんどん引き込まれる魅力がありますね。伏線も思う以上にしっかりしてる。特にバレのタイミングがうまいわー。
後半になるともうやりたい放題で、しかもシリアスになっていくわけですが、ここでのギャグとシリアスのバランスが最高。ひとがいっぱい死ぬよー。あははー。死んでしまえー。


この作品ではあさりよしとお的マニアックパートが設定に生かされているのみでギャグにほとんど使われていないのが好感持てますね。そゆ意味ではるくるくと似てるかも。伏線の張り方を見てると、るくるくも最後はワッハマンと同じようにシリアスにして行きたいんでしょうねえ。(オシリスも出てるし!)


とにもかくにも、さらりとしてしかもコクのある良作。敬遠してたのは間違いでした。レミィかわいいし。かわいいよレミィ。どうせならインガーにverupされた後は変身しないとかのスポンサーゴリ押し的設定がほしかったなどと言ってるヤツは坊主の声優を青野武にすることで解決すればいいとおもいます。