ポップス考?

売れ損ねたWです、ロボキッス聴いてます。
じっくり聴いてみると非常に勿体無い曲ですね、コレ。


よかったさがし。サビの「出来ません〜」という部分(ファルセットになるとこ)には、なんとも言いようのない切なさがあってびっくりしました。おそらくはその後に続くマイナーのコードとうすっぺらい(誉めてます)歌声がうまく絡んでるんだとおもうんですが、ここが今までにない不安感と切なさを生んでいるのに驚きです。ちょっとスゴイ。


まぁプロデューサーがどこまで狙っていたかはわかりませんがね。今のつんくを見てるとさすがに「枯れた」という表現が当てはまりすぎますからねえ。懐が狭すぎたのかも。これからは只のメロディーメーカーになればいいんですよ。プロデュースは別の人間に任せたほうがいいでしょう。(事務所とレコード会社がアレですから期待も出来ませんが)


ロボキッスに於いても「ロボ」っぽく打ち込みを多用するなら、ショボテクノをうまく狙ってみるとか、クラブサウンド+大仰オケ+ボーカルエフェクトしてみるとか、フレンチポップスにしてしまうとか。こういった「チャレンジすべき」アイデアが膨らんでないんですよね。時間がないのかカネがないのか・・・おそらくはカネと才能が使える時間を少なくしてるんだとおもうんですが、とにかく勿体無い。大音量で聴けない曲はつまらんのです。


いっそのことアンセブに丸投げ。