モザイクとヒドラ

風の谷のナウシカ 7

風の谷のナウシカ 7

以前から薦められていたのだが、ようやく読んだ。どうもボクはこういうジャンルの絵*1が苦手なんである。いやしかし読み進めるほどにそんなことは関係なくなってしまう。純粋にひきこまれていく面白さ。前半部のクシャナ様とかもうたまらんね。そういえば皇兄はさらにおぞましいものをみたのかしら。


どうも「宮崎駿」という名前が作品を語るのに邪魔で仕方がない。 作者と作品を切り離すことはもちろんできないのだけど、思想やなにやらあまりに作者が周知されすぎていて、読んでるときはともかく、評価する段になってどうにも名前が邪魔だ。こういうのも不遇の作品と言えるのかもしれない。




[リンク]
■Yasuakiの新批評空間
http://homepage3.nifty.com/mana/miyazaki-nausika-main.html


エヴァの謎解きもやってたとこですね。ナウシカの思想を紐解くには、セルムとの問答中の「ひとつひとつの生命」というセリフがわりと重要だとおもうわけなんですが、他サイトでもなかなか触れられていないのは不思議です。上記サイトの今後の更新に期待。

*1:’80のアニメーションコミックというのか、なんかそういう感じのやつ。わかってくれるとうれしい