うわうわうわ?

茅ヶ崎市立中学が演奏会で創価学会の歌をうたったらしいですよ
http://www.aez.jp/~feelfree/chigasaki/index.html


さて宗教絡み、なかなか難しい問題だ。
大作先生に脊髄反射する前によーく考えてみると、単に「池田大作作詞の歌を歌っただけ」とも取れるのでちと判別しかねる。歌詞の内容はまとめスレからのリンクで見てほしいが、これといって問題があるようにも見えない。


やはり問題があるとすれば「公立中学で」ということに尽きる。今回問題になった「母」という歌なのだが、これが宗教歌として認められないとしても「創価学会長池田大作作詞であり創価学会の愛唱歌とされている」という点からして限りになく宗教歌に近いものだという判断が下せるだろう。そして日本の公立学校では布教活動が認められていない。よってこの「限りなく宗教歌に近い池田大作作詞の歌」が歌われるべきではないと言える。たとえ厳密に言って問題がなくても、(特に宗教問題は)お得意の「配慮」をすべき事柄のひとつだ。


キリスト教であれ仏教であれ、それぞれ私立の学校を作りその中で宗教教育をしている。それを創価学会は公立の学校でやろうというのはまったくもって図々しい。そんなに歌わせたければ創価学園茅ヶ崎に作るがいいさ。
そして宗教問題に対してまったくもって配慮が足りない校長、ついでに陳情を撥ね付けた茅ヶ崎市教育経済常任委員協議会は問題とされて然るべき。フランスのヘジャブ問題だって大きなニュースになっているのである*1。宗教問題は気を使っても使いすぎるということはない。



[追記]
ある種の讃美歌(きよしこの夜等)のは既に「社会的に認知されている」という面で宗教色が薄れていると言えるのでこの問題には抵触しないと思われる。今回問題視するべきなのは「母」が宗教歌かどうかでなく、どれだけ独特の宗教色が強いか(独特の宗教を連想させるか)であるのだから。


[追記2]
なんか再燃してる。
http://www.youtube.com/watch?v=WfcmZMRB3ZY
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1148922401/l50

*1:このニュース、個人的にはフランスGJ!と思うよ