そしてチャゲアス

Chage and Aska「僕はMusic」やっときいたぽ。
相変わらずamazonのレビューは酷い。今回は冷静な意見もあるけどね。


僕はMusic
僕はMusic


いやー、「熱風」カッコイイなー!
原曲をゴテゴテにしてるのに、その良さが更に生かされてる稀有な例。
別にいま演る理由は全くないんだけど、カッコイイから許す。
(↑松井五郎つながりってことなんだろうけどね)
ミックスダウンの具合もここ最近では一番。

注:この先不快な表現が含まれています

チャゲ曲である「cross road〜いまを生きる僕を〜」は、久々にチャゲ作詞でない曲ということで、おー、編曲澤近泰輔じゃーん、期待できるじゃーん。とか浮かれてたら裏をかかれました。なんだよ、ピアノとストリングスがうるさいだけじゃねえか。
なんか無理矢理メロディが乗ってる。チャゲは詞先だろうからなあ・・・詞が悪いってコトになるぞ。タイトルも酷いけど。ここんとこダメダメASKACHAGE曲で支えてた感があるので、ちと残念。
([追記]作詞の石塚貴洋ってGashのメンバーだった!やるなぁCHAGE。)


で、「僕はMusic」なんですが。
まぁタイトルどおりダメっぽい感じでいいんじゃないの?(投げやり)
ところどころにキラリ光るASKAらしさというのが垣間見えて、復活は予感させてくれるけど、なんだか全然メッセージを感じない。失敗した「パラシュートの部屋で」みたい。
で、無駄なオケアレンジかい。小柳ゆき思い出したよ。あれはあれでおもしろかったけど、C&Aでやってどうすんだー。今回のアレンジャーは「旭純」という聞きなれないヒトだったんですが、どうも服部隆之あたりの人材らしい。
http://www.face-music.co.jp/5%20fm/asahi.htm
実際このプロフィールには「小柳ゆきライブ参加」ってことになってて、ちと自分の耳を笑いました。
他にはC&A改悪プロジェクトの一環である「STAMP」に参加してたらしい。あー。このキタナイボーカルアレンジは確かに聞き覚えがあるよ。納得なっとく。帰っていいから。今後ツアーも参加しないでくれ。
ついでに言えば鈴川真樹まだいたの?レコーディングには来るな。ライブには居てもいいよ。


今回は曲名もそうだし、C&A活動の区切りとして(またソロ期間に突入する)、そしてダメ期間へのお別れとして、それっぽい曲を作ったんだろうケド、ダメなもんはダメです。「みんなでたのしく!」なんてコンセプトで生楽器やら人数やらを増やしたところで、ダメなもんはダメです。往年のバックバンドを呼んできた所で、ryです。


ASKAはもともとシャープ気味のボーカルで、それがCHAGEと絡んでいくところが陶酔感を呼んでたようにおもうんですが、喉を壊してからはそれがフラット気味のボーカルになってしまった。これがボーカルが耳障りになっている原因のようにおもいます。今回「熱風」のリアレンジでそれが顕著に出てる。(「熱風」のころはASKA声はそんなにシャープしてなかったけどね)一度壊した喉が治るのかは知りませんが、ASKAには充分休んでもらって、また歌ってほしい。のびのび歌えないと、ボーカルに対する心理的抑圧と技術的制約から、やっぱりいい曲も出来ないということが証明されましたからね。「NEVER END」や、黒田有紀の「風 吹いてる」でのこれでもかというボーカルアレンジを思い出して、時間を掛けて作りこんでほしい。




まぁ今回一番おもったのは「あぁ、やっとソロが始まるな」という感想。ほんっとに長かった・・・ファンの宿命とはいえ、ダメ曲を買い支えていくのはやはりツライものがあります。CHAGEソロは純粋にたのしみ。早く「3rd」出してくれんかな!


加えていうなら、十川知司帰ってきてくれー・・・
http://anison.pobox.ne.jp/database/data/person/1961.html
らぶひなの編曲やってる場合じゃないんだよー・・・