よなかにうつらうつらしながらかんがえる

いやあ、さいきんのはてなコミュ、生暖かくおもしろいですね!
長文やら記号論やらの応酬で「うへえ」となってしまいがちなんですけど、やはりあれだ、うわさのユリイなんとかのブログ特集というのは効果があったようで。つまんなかった(らしい)から議論が盛り上がるのか、単にきっかけが欲しかったのかはわかりませんけどね。


キーワード編集合戦みたいなのもあるようですけど、これも盛り上がってますね。削除要請とか。不思議なもので、「概念」があって「定義」があれば、それを言葉にしたがるものです。一度言葉が生まれてしまうと、そこに当てはまる概念は一層定義されることになり、よしんば言葉狩りをしたところで、また「概念」は言い換えられるもの。結局根付いちゃうんですよね。
まぁつまり、言い得て妙な「言葉」は削除できないってことです。


キーワードなんか適当に登録して、明らかに間違ってるものや迷惑なものだけ編集削除していけばいいんじゃいのですか。あとはスコアってものがあるのだし。


そいえば、キーワードの要綱で「差別行為はだめだお(しなもん喋)」というのがあるらしい。よくわかんないですね。個人(団体)攻撃するなってことなのかね。
たとえば、唖だの片輪だのニグロだのチョンだのジャップだの、一般的な差別用語は登録できるんですか?キーワードの百科事典としての側面を重視するなら、本来外せないはずの言葉ですよね?
(閑話。ニグロが差別用語だとしてブラックを使わせたがるみたいだけど、字面だけみたらブラックのほうがなお悪いよねえ。もちろん歴史を考慮しないものでもないけれど。ほんとは日本人にイエローって言いたいだけちゃうんかと!被害妄想。)


まぁサークルクラッシなんとか関連を覗いてみてると、「ああこのひとたちは、ライトなユーザのことを見ないフリしてるんだ」とかおもえてしまうのです。そゆ概念があって、「あー、あるある」というひとがいて、「じゃあこう名付けよう」というひとがいて。流行り言葉みたいにつかってみるひとたちがいて。そんな面白がり方はどうでもいいのですか。


例のサークルなんとか自体はおもしろいですよね。恋愛経験は少ないけど背伸びしちゃってるオトコノコ同士で意地張っちゃって、最後は狭い世間の中で独占欲やら嫉妬心やらで身動き取れなくなるという。恋愛がタブー視されてる(秘めるのをよしとする)ようなコミュニティだとありそう。



一連の件で強くおもうのは、皮肉を皮肉として受け取れないひとも大勢いるのだな。ということ。なんだと系にも各派あるということです。


[リンク]
■なんだと系 http://d.hatena.ne.jp/tetekei/20050511/p1
絶叫機械+絶望中止 一連のエントリで髄一おもしろかったかも。コンスタンティンの感想に大いに同意して2点加点。