日のあたる釣り掘

■信頼と誇りある教育復活掲げる「都教連」が発足
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060212/lcl_____tko_____003.shtml

会長の長沢直臣・都立日比谷高校校長が「教育現場に特定のイデオロギーを持ち込まず、美しい日本人の心を育てる教育の推進に組織的に取り組む時期がきた」とあいさつ。また、将棋の永世棋聖で都教育委員の米長邦雄氏が講演し、「従軍慰安婦南京大虐殺はでっち上げ。間違った歴史教育のために父母や祖父母を尊敬できない気持ちが生まれ、日本の若者がだめになった」などと話した。

ええと米長邦雄氏って園遊会で「国旗掲揚させまするぞ陛下!」「いや、無理強いするならいいから」ってあしらわれたかわいそうなひとでしたっけ。こーゆーのが右キモイとか言われる原因だとおもうんですが。まぁ振り子の振れ幅としては許容範囲なのかも知れんけど複雑なカンジ。仮にもお上の威を借りるなら「でっち上げ」とか軽々と発言しちゃうのはどうかとおもいますしね。本心と事実はともかく、「疑わしい」とか言うべきでしょ。
あとツッこむとこは「愛国教育は特定のイデオロギーちゃうんかい」ということですよね。まったく、余計なこと教えんと事実だけを並べりゃいいんです。事実が推測ならそれはもはや「歴史学」の範疇であり、単純な「歴史」じゃあない。だから現状では近現代史の撤廃、もしくは近現代史だけを抜き取って多角的に学ぶ新科目の制定をするべきなんですよ。逆算しない歴史など意味がないんだ!と叫んだ末、受験科目に日本史を選ばなかったりする高校生をこれ以上増やさないでください。
こっちみんな